まいど、おおきに!Bom dia!
最近JICAの制度が大きく変わったみたいですね?現職教員特別参加制度の内容も少し変わったようで、教員の皆さんのJICAへの参加が減らないか心配している人!
🇧🇷ブラジル在住🇧🇷!ハマヤネンです!【@HamayaneN_01】
今回は2016年3次隊の日本語教師”平居先生”の紹介をしていきたいと思います。
この方なんですが、中間報告の時に”ぶどう”を30回ぐらい連呼したとても面白いひとなんです!

それでは見ていきましょう!
🇧🇷VAMOS🇯🇵
1、平居先生ってどんなひと?
2、日系社会青年海外協力隊に応募したきっかけは?
3、マリアルバで求められていること
4、マリアルバでのボランティア活動について
5、今後について
6、おまけ
7、終わりに
1、平居ちゃんってどんなひと?
平居ちゃん
私は 日本では6年間保育士をしていました。
でも 保育士以外のことも知りたいと思い、今🇧🇷ブラジル🇧🇷にいます。
私は あまり日本語が 上手ではないのですが,日本語教師として 日本語を教えています。
恥ずかしながら…なぜ 日本語を教えているのかというと…
大学受験のときに 日本語学科を受けました。
結果は 残念だったのですが…
あれから 10数年がたち遠回りをしましたが!!!
今ブラジルで日本語を教えています。
嬉しいです。
楽しいです。
ありがとうございます。
2、日系社会青年海外協力隊に応募したきっかけは?
平居ちゃん
神戸で日本語教育の勉強をしているときに、ブラジル日系人に会いました。
と教えてくれ,ブラジルのことについて調べていたらJICAの日系社会青年ボランティア【変更後:日系社会青年海外協力隊】を見つけました。
それで 応募したところ,何かの間違いでしょうか?
合格しました。
3、マリアルバについて
任地の紹介
マリアルバは 武道の町として有名です。
…ブドウ🍇です。

町の入り口には 巨大なブドウのモニュメントがあり,そこを通るすべての人に感動を与えています。
また 町の中心には ブドウの形をした噴水があり,反対側の出入り口には,ブドウの棚をイメージした飾りがあります。

町のニックネームは*キャピタル ダ ウーヴァ*とよばれており,ブドウの産地として有名です。
マリアルバに配属され1年8ヶ月がたちました。
マリアルバのことを一言で言うならば…。
*全部あるシティ*です。
田舎町なので徒歩圏内にすべてのものがあります。
そして 町を歩けば 必ず 知り合いの方に会えます。日本語で 挨拶をしたり,おしゃべりをしたり,とてもあたたかい町です。
そんなマリアルバのことが大好きです。
配属先の紹介
私の配属先はマリアルバ文化体育協会です。

昨年,日本人入植80周年を迎えました。


マリアルバ文化協会の素敵なところは,毎月すき焼き会や焼きそば会などがあるところです。
町のみなさん(日系人,ブラジル人 関係無く)もよくすき焼きを食べに来てくれます。

そして,お手伝いにいくと,文化協会のいろんな人に会うことができるんです。
手伝いにこられた みなさんで一緒に野菜を切ったり,肉を切ったりして,いろんな話をしながら楽しく手伝いをしています。
そしてお手伝いにいくとマリアルバの婦人部の方々が作った昼御飯,夕食が食べられるんです。

いつも お手伝いにいくのは,昼御飯,夜ご飯を食べることができるから手伝いにいっているような感じです。
マリアルバに到着したときから毎回手伝いにいっているので,おかげで 野菜を切るのが上手になりました。
そしてもっと楽しいことは,そのすき焼き会で毎回ビンゴ大会があることです。
僕はビンゴが大好きで,毎回やっています。これが なかなか当たらないのですが,それを楽しみに参加しています。
ちなみに今までゲットした商品は,ミキサー,扇風機,ビール1ケース!

それからカラオケ会やズンバ会や社交ダンス会、体操会があります。
4、マリアルバでのボランティア活動について
1週間のスケジュールについて!
マリアルバでの活動については!
◉平井先生のスケジュール
- 月曜日はズンバ!
- 火曜日はカラオケ!
- 水曜日はズンバ!
- 木曜日は カラオケバーでカラオケ!
- 金曜日はオフです。オフの日にはアカデミアへ いっています!

☝️熱唱中の平居先生!

最近はまっているのは ブルブルマシーンで,10分間乗るだけで約250キロカロリー,5キロ走るくらいの活動ができます。
アカデミアでは 腹筋,ランニングをサボっているのですが,ブルブルマシーンにのっているおかげですべてをカバーできています。
しまった!!!
マリアルバ日本語学校ではCP(カウンターパート)の現地の先生が1名います。
その先生と私で生徒を見ています。
現地の先生は主に漢字や文法を教え,また能力試験や漢字テストやセンターテストの対策を行っています。
私は主に文化活動を担当しています。

☝️トントン紙相撲!
クラスの体制としては,1回110分の授業をAクラスBクラスのように2つに分け,50分交代で各クラスを教えています。
クラスは別れていますが生徒全員を二人で見ています。
- 月曜日: 朝昼6コマ
- 火曜日: 授業なし
- 水曜日: 昼 夜 5コマ
- 木曜日: 朝(ようちぶ)昼(文化の日)
- 金曜日: 昼 夜 5 コマ
- 土曜日:休み【日系社会のイベントがあれば参加!】
- 日曜日:休み【日系社会のイベントがあれば参加!】
ちょこっといそがしい感じです。

☝️学校では畑も作りました!

☝️授業で調理するときの野菜などを作っていきます!
より詳しく活動内容を見てみると!
保育園の時間

日本の保育園や幼稚園での活動に似たような活動をしています。
- 朝の会 :季節のうた ダンス
- 活動1 :その日の主活動(主に製作活動や,日本の行事について学ぶ活動)
- 休憩 :自分が持ってきた おやつを食べる
- 活動2 :簡単なお勉強,外で遊ぶ,日本の遊び
- そうじ
- 帰りの会
☝️1日の活動の流れはこんな感じです。

☝️休み時間中に相撲をして遊びました!

☝️フラッシュカードを使ってカタカナの確認!

☝️習字の授業も実施しています!

☝️みんな心を落ちすかせて集中しています!
特に日本語の勉強をしているわけじゃありませんし,*日本語を話しなさい!*という決まりありません。
でも,活動中は日本語ですし ,お手伝いをしてくださっている方も こどもたちに 日本語で 話しかけてくれています。
たくさん日本語を聞く!という活動をしています。
大人に対しての日本語授業
今は水曜日と金曜日の夜7時から8時半までしています。
2クラスあるのでレベルを分けて日本語の授業をしたかったのですが,どちらとも複式クラス【学習者の日本語レベルが混ざっている授業】となっています。
大人の授業では、ポルトガル語で日本語の文法について説明しなければいけないときもあり,自分のポルトガル語に自信があまりないのですが,日本語がわかる生徒さんに助けてもらいながらやっています^^
5、活動の変化
今ではかなり充実しているようやけど、どういうことをして活動の幅を広げたんか教えてもらえますか?
平居ちゃん
ボランティア到着までは日本語教師は私のカウンターパート1名でした。
でも、ボランティア(私)が 到着して教師が増えたので活動日を増やすことができました。
配属先の要望にもあったようにマリアルバ日本語学校にようちぶを作るということが あったので ようちぶを開設し,活動日が増えたと言うわけです。
また日本の文化活動日を作ったのでそれで増えたということもあります。
日本の文化活動日では、日本の文化を紹介することもあれば,子どもたちと一緒に工作活動などをし日本語を使って活動をするという授業です。

☝️子どもたちが作った忍者たち!

☝️日本文化の授業で習字の授業!
文化活動は毎週木曜日です。
6、おまけ
1位 近所の方々がつくるふかしまんじゅう

ブラジルで 食べる”まんじゅう”は心にしみます。
2位 ブラジル風すきやき

日本とは味が少し違いますがおいしいんです。
3位 手作り日本食シリーズ

日本ではよく購入するものがこちらでは 手作りされています。
コンニャク,豆腐,みそ,納豆,漬け物,ようかん,などなど。
こんなものまで作るんだなぁとビックリします。
こっちでは手に入りにくいから作るのよ。とおばさまたちはニッコリ。
4位 MIOJO

日清が出している袋麺シリーズです。
食べすぎは体に悪いんだろうなーと思うのですがついつい手のびてしまいます。
料理するにしても簡単ですしね。
5位 溢れる日本語

場所によって違うと思いますが私のすむ町は日系人のかたが多く日本語がたくさん残っています。
町行く人と日本語でおしゃべりしたり,挨拶したり。
今となっては普通のことですが,すごいことだと思います。思いませんか?
7、活動を振り返って
8、終わりに
いかがだったでしょうか?
平居ちゃんの人間味のある活動紹介は?
ハマヤネンは初めて平井ちゃんに出会ったとき大学時の友人を思い出しました!
博多弁でおしゃべり好きで親しみやすい!
平居ちゃんのすごいところはコミュニケーション力です。
いろいろな人に自分から話しかけてはその人たちをすぐに笑顔に変えていきます!
特におばちゃん世代は一瞬で心を奪われているように思います!
ボランティア活動をうまく進めるには任地での人間関係をうまく構築する力が非常に重要になってきます。
うまく人間関係を作ることができればもちろん活動も好転していきます!
どんな活動でも結局人と人が行なっているわけですから、人間関係が重要なのはいうまでもないですよね!
なので、活動の幅を広げていくことができたのも日頃のコミュニケーションがあってのものだったと思います!
また、自分の失敗談を面白おかしく話せちゃうところも魅力的!
さらに、元保育士だけあって工作や料理の活動レパートリーが豊かなこと!
実践記録集を作れば一冊の参考書ができるんではないか?というくらい様々なアイデアと日本語を駆使して授業を実施しています!
2019年2月頃に”2年間の活動を終えて”という部分も完成させて再更新するのでその時もお楽しみにしておいてくださいね!
今回は記事の寄稿を快く受けてくれてありがとう!
いや、あざまる!
残りの任期も自分らしく楽しく活動していきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
チャオチャオ!Ate!